リモートワークの雇用型と自営型のメリット・デメリット
特定のオフィスに通勤しないで働く人たちのことを、リモートワーカー、ノマドワーカー、在宅ワーカー、フリーランスなど、いろいろな呼び方が存在し、区別がつかない方もいると思います。
共通して言えるのは、IT環境を活用して、会社の上司・同僚やクライアントと、クラウド上でやり取りをしながら遠隔で働く、リモートワークという働き方です。
リモートワークをしている人たちを大きく分けると、雇用型と自営型に分かれます。
雇用型のリモートワーカーは、特定の企業に所属して給料をもらい、オフィスに出社することなく、自宅やカフェなどで仕事をする人たちのことです。毎月固定の収入があるので、リスクは少なく、時間や場所の自由を手に入れることができるメリットはありますが、会社員であることは変わりないので、収入が急に上がることはなく、仕事や仕事相手を選ぶことはできません。
自営型のリモートワーカーは、特定の企業に所属することなく、様々なクライアントを持ち、完全出来高制で営業から実務・経理まですべてを自身で行う人たちのことです。このような人たちをフリーランスや個人事業主などと呼びます。毎月安定した仕事を得られないリスクはありますが、やればやるだけ収入は上がり、時間や場所の自由の他に、お金の自由や仕事の自由、仕事相手の自由を得られるメリットがあります。
また、リモートワーカーの中でも基本自宅で作業をされる方や、ノマドワーカーのようにカフェなど場所を変えて作業をされる方がいます。ノマドワーカーの「ノマド」とは遊牧民を意味しているようです。
リモートワークで自分の時間をコントロールする
それぞれ、働き方や働く場所、メリットやデメリットは違いますが、リモートワークという働き方の共通で最大のメリットは「時間」です。時間だけが、偉人・変人、金持ち・貧乏すべての人間が共通で持っているものです。1日24時間、何をしていても勝手に時間は流れていきます。
例えば、片道1時間、往復で2時間を通勤で使っているとしたら、人生の12分の1を通勤で使っていることになります。
私にとっては、通勤時間がとてももったいないと感じています。
その通勤時間で稼ぐこともできるし、健康やリフレッシュのために、運動をすることもできます。
何が言いたいかというと、「限られた時間」を自分でコントロールできるということです。
自分で時間をコントロールできれば、子育てで忙しい人も介護で外に出られない人も仕事とプライベートを充実したい人も自分のライフスタイルに合ったワークスタイルいわゆるワークライフバランスを築くことができるのです。
通勤生活では、仕事が早く終わっても会社にいなければならなかったり、仕事が詰まっていると遅くまで会社で働き、家にはただ寝に帰るだけといった経験もあると思いますが、これでは仕事ができる人ほどストレスが溜まる一方で、生産性も下がります。
あなたの仕事は本当に会社に行かなければできない仕事でしょうか?
もし会社に行かなくてもできると感じたならば、上司などに相談し、まずはテスト的にでもよいのでリモートワークの実践をお勧めします。
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