旅をしながら仕事するシリーズとして、今回は移動中でも作業ができるプランを計画。
移動中でも電源やテーブルを確保できる、新幹線での旅をしながらリモートワークしてみました。
感性磨きと日本海の幸を目指し、北陸新幹線で加賀百万石の古都、石川県金沢へ
どこかへ旅をする場合、飛行機だと北海道・九州・沖縄など、新幹線だと大阪・名古屋などが選択肢にあがる。車だと関東近郊、海方面へ行こうと思っても基本太平洋側になり、なかなか日本海側に足を運ぶ機会はなく、いつも選択肢から消えていました。
まして富山・石川方面となると、車で6時間以上はかかる見込みなので、近そうで遠い場所、ずっと行きたくても行けない憧れの土地。たまに旅番組などで見ると、江戸時代の面影を感じる茶屋街や、兼六園、金沢21世紀美術館、伝統工芸、能登の地魚や地酒など、金沢は魅力的な街でいつか行きたいと考えていました。
そこで今回は、リモートワーク旅がてら感性を磨くため、人生初の石川県金沢を目指すことに!北陸新幹線を使えば、2時間半程度で行けることから、仕事と旅を両立できそうだ。
最も美しい世界の駅14選に選ばれた金沢駅の「鼓門(つづみもん)」
初日から金沢を満喫するため、早朝から出発し、車内で朝食を済ませ、新幹線移動中にリモートワーク。
乗客も少なく2時間程度みっちり仕事に集中できた。
仕事がはかどったせいか、あっという間に金沢駅に到着!
まず目にしたかったのは、能楽で使う鼓をイメージした巨大なアーチの鼓門(つづみもん)。ちなみに金沢駅は、アメリカの旅行雑誌で最も美しい世界の駅14選に選ばれたらしい。
まず向かったのは、金沢グルメを堪能するために「近江町市場」へ
金沢市内1日乗り放題のバスチケットを購入し、バスで近江町市場に到着。
狭い小路に新鮮な海の幸などを扱う店がたくさん連なっていて、たくさんの観光客で賑わっていました。
金沢おでんやコロッケ、焼き物、カキ、ウニなど、食べ歩き用の食材も豊富にあり、ちょっと贅沢して朝っぱらから殻に入ったままのウニを食べてみたが、甘くて濃厚で目をむくほど美味しかった!
しばらく市場内と近所をブラブラして、ちょっと早めの昼食として海鮮丼を選択。
せっかく遠くに来たし車じゃないので、午前中からビールもいただきますm(_ _)m
海鮮丼の感想はというと、朝食べたウニほどの感動もなく普通だったかな。
金沢を代表する観光地の1つ「ひがし茶屋街」へ
最寄りのバス停から浅野川を渡り、一番行きたかった観光地「ひがし茶屋街」へ。
大通りから狭い路地を抜けると、一気に和の趣を感じる茶屋街が広がっていました。風情があって好きな雰囲気です。
お洒落な町家カフェや食事・甘味処、伝統工芸品やお土産店などが立ち並び、街全体で金沢文化を感じられます。
金沢は金箔も有名で、金箔ソフトや金の工芸品や雑貨がやたら多いです。
「ひがし茶屋街」全体をブラブラした後、せっかく茶屋に来たのでお洒落カフェでお茶しをに。
普段は食べないけど、上生菓子も付けて、しばし休憩がてらメール対応。
お店のコースターが気に入ったので、2つほど買って帰りました。
日本三名園のひとつとして知られる「兼六園」へ
金沢の観光名所として外せないのが、水戸の偕楽園、岡山の後楽園とともに、日本三名園のひとつに数えられている兼六園。
園内は綺麗に手入れされており、美しいですが、ざっくり言うとでっかい日本庭園です。
園内全体を巡り歩き疲れたので、時雨亭(しぐれてい)という茶室でしばし休憩。
煎茶と和菓子のセットをいただきました。
現代アートを感じる開放的なミュージアム「金沢21世紀美術館」へ
兼六園から近かったので、金沢21世紀美術館へも寄り道して行きました。
物凄い行列だったので美術館の中には入りませんでしたが、無料エリアだけでもオブジェやお土産屋など現代アートに触れることができました。
ホテル中に点在するアートが魅力的な今宵の宿「三井ガーデンホテル金沢」へ
旅行は宿も大事なので、いろいろ調べた結果、2019年1月にできたばかりの三井ガーデンホテル金沢という新しいホテルに決定。
ホテル中に点在するアートなど各所洗練されており、金沢城址公園をパノラマで見れる大浴場も魅力的。
もちろんwifiも使えるので、日中観光した分、夜までしっかりリモートワークしました。
仕事がひと段落したら、ホテルの大浴場でゆったり湯に浸かって疲れをとり、いよいよ夜の金沢の街へ繰り出します。
夜の城下町を散策、酒と肴を求めて金沢の夜の街へ
事前にいろいろ居酒屋を調べはしたものの、やはり実際に夜の街を散策し、飲兵衛の勘でフラッと入りたい。
そんな思いでかなり広範囲を歩いた結果、繁華街から少し外れた雰囲気のありそうな店に入りました。
ぷは〜っ!早朝から仕事と旅を両立し、遠く離れた地でのお酒は五臓六腑に染み渡ります!途中から日本酒に切り替え、お酒が進んで撮り忘れましたが、能登の刺身盛りや丸干しイカなど、能登の魚とお酒を堪能できました。
はしご酒の途中、偶然にも近くの川で花火大会が開かれており、間近で見られた花火が金沢の夜を彩ってくれました。
藩政時代に武士が暮らしていた「長町武家屋敷跡界隈」へ
2日目は、12時のチェックアウトまで午前中はがっつり仕事に集中して、午後の観光にのぞみます。
チェックアウトした後、そのまま昼食として金沢で人気の回転寿司「もりもり寿し」へ。
回転寿司といえどちょっとお高めでしたが、ネタは大きくノドグロや白えびなど美味しくいただきました。
腹ごしらえを済ませ、昔ながらの土塀や石畳の小路が残った長町武家屋敷跡界隈へ。
旧加賀藩士の武家屋敷跡などを見学。
武家屋敷界隈一体を大きな用水路が流れていて、主要観光地と違った静かな落ち着きを感じる。
途中で古民家から庭をのぞめるカフェで一息。
長町武家屋敷通りにある九谷焼屋さんで、一目惚れした酒器のお猪口を自分のお土産に買って帰りました。
行くまであまり期待してなかったものの、長町武家屋敷通りは独特の風情が漂う魅力的なエリアでした。
まとめ
帰りも新幹線なので、夜ご飯は駅弁を買って移動中にがっつり仕事ができます。
今回金沢2日間のリモートワーク旅を通して、時間をうまく使えば、仕事と遊びを十分両立できることが実証できました。
また新幹線を使って、今度は違うリモートワーク旅に行ってみたいと思います。
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