フリーランスになる前に知っておきたいことリスト21(アドバイス付)

これからフリーランスを目指す人、なりたてホヤホヤの新米フリーランス、百戦錬磨のベテランフリーランス、会社所属のリモートワーカーなど、様々なステージのワーカーが経験している、リモートワークならではのメリット・デメリットを「あるある」形式で紹介します。

【あるある その1】目覚ましをかけず、自然に目が覚めるまで寝がち

一般的なサラリーマンのように、始業時間が決まっておらず通勤の必要がないので、目覚ましをかけず、自然に目が覚めるまでだらだら寝がち。
起きたい時間に起きて、ゆっくりのんびり朝食を食べてコーヒーを飲む。仕事開始時間は自分次第なので、不規則になりがち。

★先輩リモートワーカーからのアドバイス★

自由だと生活が不規則になりがち。規則正しい生活ができるよう、自分なりの始業時間を決めて、できるだけ同じ時間に起床しよう。そのうえで、始業時間まで朝のんびり過ごすべし!

【あるある その2】朝から晩までテレビをつけながら仕事しがち

朝起きてテレビをつけたら、めざましテレビ(時々ZIP)、とくダネ!、ノンストップ、バイキング、グッディ(時々ミヤネ屋)~といった感じで、ずっとテレビをつけながら仕事しがち。たまに気になるニュースとかあると、つい見入ってしまい、ほとんど仕事がはかどらないなんてことも。

★先輩リモートワーカーからのアドバイス★

朝はゆっくりテレビを見ていたとしても、自分で決めた始業時間がきたらテレビを消して、音楽に変えてみよう。もしくはテレビのない部屋に移動して、誘惑のない環境を自ら作り、仕事に集中するべし!

【あるある その3】通勤がなく毎日歩く機会が減るから運動不足になりがち

普段運動をあまりしていない人は、通勤がなくなると毎日歩く機会がなくなります。下手したら一歩も外に出ないで1日を過ごす日もあるので、ただでさえ座りっぱなしのデスクワークでは運動不足になりがち。

★先輩リモートワーカーからのアドバイス★

朝起きたら、ストレッチ運動を習慣づけよう。デスクワークで凝り固まった姿勢を毎日ほぐすべし。できれば仕事を開始する前に、30分以上のウォーキングをしてから仕事を始めると、運動不足やストレスの解消にもなり、脳も冴えて仕事がはかどる。

【あるある その4】人とのコミュニケーションが減りがち

会社員なら、同僚や上司、部下など毎日誰かしらと接する機会があるが、自宅で仕事をしていると、人と接する機会が減りがち。日によっては1日誰とも話をしてないなんてことも。

★先輩リモートワーカーからのアドバイス★

友人や過去の同僚を誘ったり、交流会やイベントに参加するなどして、なるべく人と接する機会を増やそう。積極的にクライアントと打ち合わせをしたり、会社員時代より多くの人と会って、コミュニケーション能力を高めるべし!

リモートワーク

【あるある その5】仕事を安く請け負いがち

フリーランスなりたての頃は、仕事を確保したいがために、通常より安く請け負いがち。会社員時代より安い対価で働き、仕事をやってもやっても稼げない忙し貧乏になりがち。

★先輩リモートワーカーからのアドバイス★

今の自分の労働対価(スキル)を時給換算または日給換算し、受ける仕事の想定工数から時給割れしないように見積もるべし。それ以下であれば、その仕事を断る勇気も必要。安い仕事をしている間に、条件のよい仕事ができないリスクの方がもったいない。

最終的には労働時間を売るのではなく、スキルを売るようにしよう。時給形式など、労働時間を売っていると、いつまでも会社員時代の給料を抜くことはできない。

【あるある その6】いろんな誘惑に負けて、ついサボりがち

家の中には、テレビや雑誌、ネットやゲームなど、監視のある会社と違って誘惑だらけ。
どれだけサボっても誰も注意をする人がいません。ソファーで寝転がってダラダラ過ごすなど、誘惑に負けてついサボりがち。

★先輩リモートワーカーからのアドバイス★

プライベート空間と仕事空間を変えるなど、自分にとって誘惑の強いものから遠ざかる場所をつくろう。つい寝転がったりしないよう、ソファーや地べたではなく、なるべく椅子に座ってよい姿勢で仕事をするよう心がけるべし。

【あるある その7】自分のキャパを超えて仕事を受けがち

仕事の配分をコントロールしてくれる人はいないので、仕事の依頼がくるままに自分のキャパを超えて仕事を受けがち。(うれしい悲鳴だけど…)

★先輩リモートワーカーからのアドバイス★

仕事を複数抱えて納期を守れないなんてことにならないよう、1件1件の想定工数を事前に把握しよう。各案件の納期と想定工数が現実的かどうか、しっかり判断して責任感を持って仕事を受けるべし。予めキャパを超えることが分かれば、納期を調整するか、パートナーに配分するなど、ディレクションすればOK。

【あるある その8】仕事に穴が開くと不安になりがち

仕事が無くても給料が発生するサラリーマンと違って、仕事が無ければお金がもらえない厳しい世界だ。そのため仕事がない時は、どうしても不安になりがち。仕事がないからといって激安で仕事を受けてしまうと、時給に換算したらとんでもなく低い時給になってしまうことも。

★先輩リモートワーカーからのアドバイス★

仕事がない時こそ、スキルアップや情報収集、今後の計画を練るなど、時間を有効に使おう。焦って時間を安売りせず、今より高額の仕事を受けられるようレベルアップすべし!また、時間が余っているなら、家でじっとしているのではなく、いろんな人と会うようにしよう。交流会や旧友・元同僚等と会って近況を話すことで、予期せぬ仕事につながることも。

【あるある その9】相場より低い依頼金額で受けがち

制作会社よりフリーランスに依頼した方が安いと思っているクライアントが多く、通常より条件の低い金額で提示されがち。交渉慣れしていない人はさらに値切られたり、中には自分から安い金額を提示したりする人も。

★先輩リモートワーカーからのアドバイス★

営業費や管理費などいろんなマージンが多く発生している制作会社より、リーズナブルなことは間違いないが、相場より安すぎる依頼にこたえると後々自分の首を絞めることになります。ボランティアのような価格で受ける人が増えると、業界全体の価値が下がるため、自分のスキルに自信をもって適正な見積もりをすべし!

【あるある その10】深夜・土日の稼働前提に、厳しい納期で依頼されがち

サラリーマンのように勤務時間がしっかり管理されていないため、深夜・土日の稼働を前提に、厳しい納期で依頼されがち。稼働時間が長くなりすぎて、疲労やストレスがたまると、仕事を続けることが困難に。

★先輩リモートワーカーからのアドバイス★

基本的には一般サラリーマン同様、週に1~2日は休日を設定しよう。
そのうえで、土日稼働であることを売りにするのはアリ。短納期で無理に休日稼働を迫られる場合は、休日料金が加算されることを伝え、納期延期をとるか追加料金をとるか検討してもらうべし。

【あるある その11】不得意または経験の少ない分野の依頼は避けがち

自分が得意とする分野の仕事を中心に、専門性を伸ばして成長していくのが理想だが、たまに得意分野以外の仕事を相談されることがある。その相談内容が、不得意な分野だったり、あまり経験の少ない分野の依頼だった場合は受注を避けがち。せっかく相談があったのに機会損失になることも。

★先輩リモートワーカーからのアドバイス★

専門性に特化して、他は一切やらないというスタンスであれば、その方向で突き進むべし。仕事の幅を広げたい、せっかくの案件相談に応えたいなどと考える方は、得意分野以外の相談でも、スケジュールに余裕があるならディレクションにまわってみよう。自分の不得意分野をカバーしてくれるパートナーをアサインし、チームとして活動すべし。

一人じゃできないことも、それぞれの専門家でチームを組むことで、様々な案件に対応可能となる。但し、ディレクション経験や最低限の知識が全くないと、非効率でクライアントに迷惑をかけることもあるので、自分のスキルやメンバーのスキル、案件特性などを見極めて受けるようにしよう。

リモートワーク

【あるある その12】知識やスキルが停滞しがち

組織に属している場合、上司や同僚などと情報交換したり、新しい仕事に挑戦する機会があったりするが、自分で選んだ仕事を自分だけでしていると、知識やスキルが停滞しがち。

★先輩リモートワーカーからのアドバイス★

なるべく様々な業界のサイトやメルマガをチェックしたり、気になるセミナーに参加するなどして、情報収集や自己啓発を行おう。外出して世の中のトレンドをチェックしたり、いろんなサイトを見たりして、自分のスキルが時代遅れにならないよう目を肥やすようにすべし。

【あるある その13】同僚や上司など気軽な相談相手がいないため寂しくなりがち

会社員であれば、ちょっとした相談や世間話など、側にいる同僚や上司へ気軽にできるが、独立して単独で活動しているフリーランスの場合は、孤独な戦いが続くと、ふと寂しくなりがち。

★先輩リモートワーカーからのアドバイス★

同じような悩みや志を共有できるフリー仲間をつくるべし!仕事を獲得するための営業だけでなく、交流会などに参加して、仲間探しも積極的にしていこう。同じ悩みを抱えている人が意外と多く、フラットな関係ですぐに仲良くなれるので、気軽に相談できて助け合える仲間をつくり、楽しいワークスタイルを過ごそう!

【あるある その14】フリーランスをずっと続けていけるか不安になりがち

仕事が暇になるときはもちろん、どんなに仕事が忙しくても、この先何年も何十年もずっとフリーランスを続けていけるか不安になりがち。なかなか仕事を獲得できなかったり、思ったような収入を得られなくなると、将来に不安になり結局サラリーマンに戻ってしまう人も。

★先輩リモートワーカーからのアドバイス★

フリーランスに向いてないと気付くのも一つの収穫。フリーランスに向いていても続けるのが不安になったら、サラリーマンを続けた場合の想像をしてみよう。どちらの未来を望むかで、どちらが良いとかどちらが悪いとかではない。自分の実現したいことが、どちらなら可能性が高いか、ずっと先のゴールを見たときに今何をして何を続けるべきか考えるべし。不安になるどころか、自分の未来にワクワクできるはず!

【あるある その15】空いている平日に出かけがち

会社員時代は、レジャーや買い物などに出かけるとしたら土日祝日が中心になってしまうが、フリーランスの場合は、平日も土日も関係ないので、混雑を避けてお店が空いている平日に出かけがち。休日だと行列のできる店や混雑している場所も、平日なら悠々と入れたりする。それをいいことに、平日フラフラ遊びすぎると普通の生活に戻れなくなるので注意が必要だ。

★先輩リモートワーカーからのアドバイス★

フリーランスやリモートワーカーなど、時間や場所にとらわれない自由なワークスタイルだからこそ、遊びと仕事を同時にしてみるのもアリ。納期が迫っている時は遊んでる場合じゃないが、そこそこ納期に余裕があるなら、PC持参で買い物や旅行に出かけ、カフェやホテルでの作業など、遊びと仕事を交互に行うことにより、ストレスフリーで柔軟なアイデアが浮かぶかも。

リモートワーク

【あるある その16】お酒好きは明るいうちから飲みに行きがち

会社員時代は、仕事が終わるのが遅く、早くても定時以降から飲みに行くのが一般的だが、時間の束縛がないフリーランスの場合、仕事が落ち着いていると、明るいうちから飲みに行きがち。明るいうちから飲むビールは、罪悪感もトッピングされて、よりおいしく感じるものだ。(飲みすぎ注意)

★先輩リモートワーカーからのアドバイス★

明るいうちから飲みに行けるとはいえ、昼間っから飲むのはたまにしておこう。
日中はしっかり仕事に集中して、まだ明るい時間から飲みに行ったとしても、何かあったら夜対応できる程度にしておくべし。飲む機会をいつでも簡単に増やせるだけに、体のためにも量や回数を控えめにして、自己管理をしっかりしよう。

【あるある その17】忙しいと自宅にこもりがち

お断りしないといけないくらい次から次へと仕事が入ってくると、ご飯を食べる時間も惜しい時がある。そうなると移動時間も惜しいので、まともに外出ができず自宅にこもりがち。長時間のデスクワークは、ストレスがたまり、体も凝り固まってしまいます。

★先輩リモートワーカーからのアドバイス★

気分転換に近くのカフェやシェアオフィスなど、たまには仕事場を変えてみよう。ストレスが溜まって体調を崩しては元も子もないので、時にはリフレッシュも大切。どんなに忙しくてもリフレッシュする時間をちょっとでもいいので確保しよう。お得なランチ巡りをしてみたり、ジムに通ってみたり、セミナーに参加してみたり。自分なりのワークライフバランスを目指すべし。

【あるある その18】確定申告までの税金対策を怠りがち

会社員の場合は、自分の職務だけに専念していれば勝手に給料が振り込まれるが、フリーランスになると、普段の経理処理から年に1回の確定申告まで自分でしなければならない。仕事に恵まれて忙しい人は、会社員時代より多く稼げるが、本業が忙しくて税金対策を怠りがち。何の対策もしていないと、確定申告の際、多くの税金を払うことになります。

★先輩リモートワーカーからのアドバイス★

自分の収支が分かるように、できるだけ毎月の売上と支出を把握できるようにしておこう。また、少し時間のあるときに、税金について最低限の知識だけでも調べておくべし。

思ったより収入が多かった場合、確定申告の時期に対策をしても時すでに遅し。もう次年度に突入しているので、本年度の申告の対策にはならない。普段ある程度の収支を把握していれば、利益が出た場合に設備投資をしたり、小規模企業共済に加入するなど、事前に対策することができる。

【あるある その19】確定申告や決算時期はバタバタしがち

仕事でもそうだが、納期がだいぶ先だと作業を後回しにしがち。確定申告もだいぶ先だからと手を付けずに油断していると、いつの間にか期限が近づき、そういう時に限って忙しくなってバタバタしがち。

★先輩リモートワーカーからのアドバイス★

会計ソフトを導入し、仕事の合間にできるだけ入力を進めておこう。年末にまとめてやると時間がかかるが、日頃からつけていれば年末バタバタすることもない。収支も把握できて、先述の税金対策にも役立つ。このあたりの業務が苦手な人や、本業に集中したい人は、税理士と契約するべし。

【あるある その20】安定収入となる不労所得を夢見がち

独立して収入が安定しない状況が続くと、誰しも継続性のある収入を求めがち。漁師と同じで、いい時もあれば悪い時もあり、毎月安定的な収入を得るのは容易ではない。そんな中、労働による収入だけでなく、働かなくても毎月収入が入ってくる仕組みを夢見がち。

★先輩リモートワーカーからのアドバイス★

不労所得は、フリーランスだけでなく誰もが欲しいもの。とはいえ楽して稼ぐのは簡単ではなく、不労所得を得ている人は、そうなるための仕組みを構築してきたからだ。仕組みの構築には、アイデアとお金と時間が必要。本業がうまくいっていないのに、いろんなことに手を出すと、どちらも中途半端になりがち。まずは本業を軌道に乗せたうえで、本業に関連性のあるビジネス展開を考えよう。

【あるある その21】将来のことを常に考えがち

独立すると、3年後・5年後・10年後・20年後、今の仕事を続けていけるか、自分はどうしていくべきかなど将来のことを常に考えがち。今が精いっぱいだったり、模索して考えが日によって変わることも。

★先輩リモートワーカーからのアドバイス★

ネガティブなことを考えたら不安になるばかり。基本的にポジティブ思考で楽しい未来を創造しよう。1日1日やるべきことをしっかり誠実に続けていれば、おのずと結果がついてきて、縁にも恵まれる。続けていると、会社員ではできない経験や人脈も増えていくので、年々新しいアイデアも増えてくる。たくさん出たアイデアを記録し、将来をかけて取り組むものを絞ってみよう。そして本業の確立に取り組みながら、継続性のある事業計画を温めて実施・成功することを考えたら、きっと将来が楽しみになるはずだ。

 

フリーランスを続けていくと、いろんな不安もあるが、それ以上に楽しいことや得るものが多く、自分次第で充実した人生を送ることができると思う。一人で頑張らずに、仲間をつくって新しいサービスを立ち上げるなど、可能性を広げてチャレンジしてみよう!

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